今年買ったCDアルバム達よ、ありがとう。
今年も良い音楽にほんの少し出会えたので、その一部を紹介する。
ほんとによく聴いていたやつ11作品。
これはけっこう前に出たアルバムでずっと買ってなくて、今年ようやく購入した。
前体制のaiko最後のアルバムで、ロック色の強い作品。ただロック色が強いといってもアレンジしてる人がロックテイストが上手くないと思うから、ロックアルバムではない。
もちろん、しっとりとした曲もある。aikoはそういうところを外さないのが謎。40分位のロックアルバム作ってもいいのに。
そうはいってもやはりaikoの曲はいいなあって思うところが随所にあって、何気にaikoの作品の中でもけっこう好きな方だったりする。
「in·ter a·li·a/At The Drive In」
何年ぶりかのアルバム。
タワレコ行った時に、これが置いててびっくりした。音楽の情報は集めていないので。
試聴もせずに好きなバンドだから買って帰って聴いてみたら、良すぎて腰抜かした。
「こいつら只者じゃねぇっ!」という感じ。
デビューアルバムかと思うほどの初期衝動! 聴いてるとニヤついてしまうほど。
今年日本にライブしに来たけど行かなかった。他の好きなバンドのライブ(めっちゃ良かった)とかぶっていたから。
去年サマソニで見た(めっちゃ良かった)けど、新曲をライブで聴きたかった。
間違いなく今年一番聴いたアルバムでもある。
大好き。
「YELL/alcott」
今年の夏旅行のお供になったアルバム。
曲からくるイメージはチャラい。
だが正統派日本のロックバンド的佇まいがある。売れるべきバンドだと思う。
キャリアはそこそこあるみたいで完成されてる感が少しつまらなくも思う。
でも、かっこ良いから。超かっこ良いから。チャラいから。
「YES/サンボマスター」
サンボマスターとジブン。
海外の音楽を聴くようになると、日本の音楽? クソじゃん? 的になることはよくあることで、自分ももれなくそうだった。
そんな自分が初めて行ったフジロックフェスティバル。
海外のバンド目当てで行った自分の胸に一人の男の歌声が響いた。
故・忌野清志郎。
グリーンステージ(一番大きいステージ)後方を通る時ちょうどライブをしていて、名前を知ってるからちょっと見るつもりが、目がはなせないくらい釘付けになったことを今も鮮明に覚えている。
涙が出た。ライブで涙を流したのはあれが初めてだった。
素直に日本の音楽は凄いと思えた。
それがきっかけで、また日本の音楽を聴こうと思った時に出会ったのがサンボマスター。
夢中で聴いていた。聴いていない時でも四六時中頭の中で曲が流れていた。
ライブに行ってぐっちゃぐちゃになって叫んだ。楽しんだ。
このバンドだったら世界中のどこに行ったって通用すると思っていた。
サンボマスターは新しき日本語ロックの道と光を見せてくれた。
今もサンボマスターはロックンロールをやっている。
何が好きって、真っ直ぐなところ。嘘がないところ。
キャリアを重ねてバンドサウンドは洗練されているけど、基本的な部分が変わっていないから、ずっと好きでいられる。
今年は3回ライブに行って、どれも良い思い出になった。
「大人になってしまうなよ/SIX LOUNGE」
ロックンロールといえば、粋の良さ。
詞が気持ち悪いくらい気持ち悪いバンドなんだけど、後を引く粋の良さがある。
若手のバンドでこんなに期待したいって思えるバンドはまずいない。だって可能性バシバシ感じるから。もうそれはフィーリングだから。
「POINT OBLIVION/DARKECOMPLEX」
なんか知らないけど、よく聴いてた。
今年、洋楽ではまったバンドはそんなになくて、けっこう貴重な存在。
激しい感じのバンドが好きなので、こういうハードコア、ニューメタルなものはほいほい買うけど、大体似たり寄ったりな気がする。
このバンドもそんな感じ。
でも、お気に入り。
「Loose Town/フタリ」
ボカロP。ミクオンリー。
フタリというだけあって、2人でやってるみたい。
アルバム自体は去年リリースされてるけど、フタリを知ったのが年始だったので、それからすぐにアルバムを買った。
これは上半期ベストアルバムかもしれない。というくらい狂ったように聴いていた。
収録時間も約35分でリピート率高くて聴き込みやすいのもポイント高い。
アルバムの理想的な収録時間は40分前半なので、あと2曲入ってたら完璧だった。
2人でやってるからこそのバンドサウンドの面白さは必聴。
この人達、メンバー集めてバンドやってほしい。ライブ行ってみたい。
「PU PE PI PE/ぽて」
ボカロP。ミク、リン。
ボカロに求めているものが可愛さだったりする自分にとって、このアルバムは癒しだ。
かわいいは正義、という言葉がよく似合う。
年始に通販始まるのをずっと待ってたから、届いた時はめっちゃ嬉しかった。
ピコピコサウンドにゆるい言葉がのったポップソング集。
動画込みで考えると最強の可愛さになる。
「woman's/My Hair is Bad」
SIX LOUNGE経由で知ったバンド。
全力な感じのサウンドが良い。
ライブ映像を見ると、ボーカルの人が語るところが好きだ。
「YESかNOじゃない! やるかやらないかなんだ!」みたいなことを言ってたのが印象的。
良いこと言うなあ。
「未確認で歌唱形」
テレビアニメ「未確認で進行形」のボーカルサウンドトラック。
OP、ED、キャラソン、新曲まで盛り込んだ「みでし」のベストアルバム。
今さら感凄いけど、やっと手に入れた。
アニメ放送当時OP曲がすごく好きで、いつか買おうと思ってた。
意外だったのがキャラソンにはまったこと。
照井さんの声好きだ。
新曲もノリがよくて気持ちよく聴ける。最後はちょっと感動すらおぼえてしまう。
「Lucky Girl's Life/yamada」
ボカロP。ミク、IA。
さわやかなポップロックですんなりと聴きやすい。
曲の疾走感から青春が溢れ出している。
これが「エモ」ってやつか。
この人、去年高校3年だったような気がするから、先が楽しみ。
以上。
来年も良い音楽に出会いたい。