リトルウィッチアカデミア 4話感想
ロッテと不思議な小説家
ロッテ主役回。
ロッテが、幼い頃からずっと読んでいる小説「ナイトフォール」の著者・アナベルに会いに行くという話。
あれほど綺麗な瞳を見せるロッテは最初で最後かもしれない回だ。
この「ナイトフォール」という作品は120年間で365刊まで出ている超長編小説なのだが、アナベルは謎の人物で、噂によると魔女らしい。
そんなアナベルが新刊発売イベントに登場するということで、ロッテもウキウキワクワクしているところがかわいい。
特に、アッコに「ナイトフォール」の概要を説明するシーンは、普段のロッテからは想像できない程いろいろな顔を見せてくれて良かった。
好きなことを饒舌に語りたくなる事はよ~く理解できる。
新刊イベントでナイトフォールオタクっぷりを発揮するロッテだが・・・
というところが、今回の見所である。
アナベルを捜すシーンのアッコとスーシィには「いやいや、アンタ達、違うから」となってしまった。
好きなことにどういう風に関わりたいのかは個人によって違いがあるので、アッコとロッテの対比もさりげなく描かれていた。こういう描写は重要だと思う。
ちなみに、筆者はロッテみたいなタイプである。
ゲーム好きだから開発者になりたいなんて思わないし、アニメ好きだからアニメーターになりたいとも思わない。
最後のロッテとアナベルがおしゃべりをしているシーンで少し涙してしまったのは、ここだけの秘密にしておこう。